静かでいい。この森は、無駄口を叩かない。
【静岡・富士市】私の癒しの場所「丸火グリーンキャンプ場」
森に包まれる静かなキャンプ体験を

静かに過ごせるキャンプ場、知っていますか?
「キャンプブームは終焉を迎えた。」と言われる昨今だが、週末のキャンプ場はまだ賑わいをみせている。
でも、私はふと考えるのです。
「もっと静かに、自分のペースで自然と向き合える場所が欲しい」と。
キャンプブームの渦中に出会ったのが、静岡県富士市にある**「丸火グリーンキャンプ場」**。
ここはまさに、私のお気に入りのキャンプ場。
今回は、その魅力をたっぷりとご紹介します。
森に囲まれた「隠れ家」キャンプ場
丸火グリーンキャンプ場は、富士市が運営する市営のキャンプ場。
華やかなグランピング施設やアクティビティはありませんが、
その分、ありのままの自然に浸れる、特別な場所です。
木々に囲まれて過ごす、静かな時間

キャンプサイトは自然の地形をそのまま活かして配置され、
一つひとつの区画が木々に守られるように作られています。
そのため、隣のテントが見えにくい設計になっており、まさに“森の中の個室”のような感覚。初めて訪れたとき、私はその静けさに驚きました。
朝は鳥のさえずり、昼は木漏れ日、夜は星空と虫の声。
人工音のない、本物の“静寂”がここにはあります。
サイト構成と設備:必要十分、でも自然を邪魔しない
サイトは「東キャンプ場」と「西キャンプ場」の2エリアに分かれています。
どちらも予約制で、区画ごとに最大5名まで利用可能。
車の乗り入れはできませんが、駐車場から近く、荷物用の一輪車も用意されています。
荷物が少なめのソロキャンパーや、子ども連れの家族にちょうど良い設計です。
🔧 設備もシンプルで快適
- 炊事棟(飲用可の水道)
- トイレ(簡易水洗・洋式あり)
- 夜間照明(最低限のみ)
- 販売用の薪やゴミ袋あり
豪華すぎない、この“ちょっと不便さ”が、かえって自然との距離を縮めてくれるのです。
利用料金と予約のしやすさも◎
これだけの自然と静けさがありながら、利用料金は1泊1,000円と破格。
市営ならではの良心的な価格設定で、気軽に何度も通いたくなります。
レンタル品も充実しており、テントやマット、ハンモックなども借りられます。
🔗 予約は「なっぷ」か公式サイトで簡単!
時期によっては早めの予約が必要なので、計画はお早めに!
お気に入りポイントは“人の少なさとプライベート感”
何度か通っていますが、週末でも騒がしい団体キャンパーが少ない印象です。
ルールがしっかりしていて、直火禁止・車両進入禁止など、安全かつ静かに過ごせる工夫がされています。
木々に囲まれ、距離感もちょうど良い。
まさに“誰にも邪魔されない時間”が流れる場所。
私が感じたリアルな魅力
- ソロキャンプでも安心して泊まれる
- 朝の空気がとにかく澄んでいる
- 虫が多すぎないのも地味に嬉しい
- ゴミも回収してくれてラク(※有料袋購入要)
“高規格キャンプ場”ではないけれど、自然に包まれて心から癒されたい人には最高の場所です。
アクセス・立地も悪くない
静岡市・富士宮市・御殿場エリアからのアクセスもよく、
東名高速「富士IC」や新東名「新富士IC」からも20~30分ほど。
周辺には、富士山こどもの国や富士市街地もあり、
キャンプの前後に観光や買い物を楽しむこともできます。
本当に大切にしたいキャンプ場です


丸火グリーンキャンプ場は、
静けさ、プライベート感、そして手付かずの自然を求める人にとって、
**これ以上ない「癒しの場所」**です。
私にとっても、
「ちょっと疲れたな」と思ったときに帰りたくなる、そんなキャンプ場。
自然の中で、五感が喜ぶ時間を過ごしたい方。
ぜひ一度、足を運んでみてください。